セントライト記念で2着に敗れたソールオリエンス=18日、中山競馬場(撮影・奈良武) (セントライト記念、2023年9月18日 15:45、GII、中山11R、芝・右外2200m)
9月18日の中山11Rで行われた第77回セントライト記念(3歳オープン、GⅡ、芝2200メートル、馬齢、15頭立て、1着賞金=5400万円)は、ジョアン・モレイラ騎手の2番人気レーベンスティール(牡、美浦・田中博康厩舎)が直線で抜群の瞬発力を発揮し重賞初制覇を果たした。タイムは2分11秒4(良)。
日本ダービー2着以来となった皐月賞馬ソールオリエンス(1番人気)は、中団後方からレースを進めると、4コーナーで大外へ振られる距離ロスがあったものの、直線で猛烈に追い上げ2着に入った。
◆手塚貴久調教師「きょうは安全策で外々を回ってもいいから力を信じていこうと話していました。ただ4コーナーで外に振られて勝ち馬に2馬身くらい離されたのが響いたし、外枠で、良馬場で、外を回り続けては厳しいということでしょう。それでも、道中で遊びがあって、距離もかなりもつことが分かったのは収穫。課題のコーナリングも問題なかったです」