天皇賞・春での競走中止から復帰戦となるタイトルホルダー(栗田、牡5)は、Wコースで5ハロン65秒9―11秒3。ゴール前で仕掛けられると力強く加速した。「控えめのつもりでこれですからね。走る気持ちがありますし、動きも問題ない。いい夏を越えられたかな」と栗田調教師。
函館記念を快勝したローシャムパーク(田中博、牡4)は、Wコースで6ハロン79秒7-11秒8の好時計。ゴール前で仕掛けられて併入した。「リズムが良かったです。だいぶ成長して体も強くなっています。距離も延びていいタイプ」と田中博調教師。
一昨年の覇者ウインマリリン(手塚、牝6)は、Wコース3頭併せで6ハロン83秒2―11秒5。馬なりで上々の伸びを見せた。松岡騎手は「前走より上積みはあるが、一番いい時より腰の張りなどがもうひとつ」と慎重だった。