三国ボートの開設70周年記念「GⅠ北陸艇王決戦」は14日、第12Rでいよいよ優勝戦が争われる。
〝強伸び仕様〟の使い手が待望のタイトル奪取に挑む。予選18位で準優へ滑り込んだ菅章哉(徳島)が昨12Rで2着を確保。6コースからコンマ09のトップスタートを決めると、ひとつ内の西山に僅かに抵抗されながらも迷わず内へ進出し、最後の〝標的〟だったインの磯部はまくり切れなかったが、優出チケットを手にした。
「スタートで一回、様子を見てしまいました。でも、ペラを叩いて伸びは今節のチルト3度の中では一番よかった。これならもうワンパンチ(を求めての調整)は必要ないでしょうね」
6秒53の断トツの展示タイムが示す通り、こだわり続けている伸びは文句なし。あとはスタートを含めた、自分との戦いだ。
「優出できれば11月の三国チャレンジカップや、来年の大村オーシャンカップなど、いろんなSGにつながると思ってスタートは頑張ってきました。ここでタイトルを獲りたいですね」
優勝戦は再び6号艇。GⅠ初優出だった今年6月の蒲郡周年は4コースから仕掛け遅れて6着だったが、今回は違う。強烈な伸びを武器に6コースからの大まくりを決めて、GⅠ覇者の仲間入りを果たす。(渡辺宏幸)