コスモバルクを管理した田部和則元調教師(2006年撮影) シンガポール競馬が2024年10月で廃止されるという発表を受けて、06年のシンガポール航空国際カップ優勝馬コスモバルクを管理したホッカイドウ競馬の田部和則元調教師(76)が取材に応じた。
田部氏は「突然のことで驚きました。とても残念ですね。クランジ競馬場にはコスモバルクで3度遠征しました。とても美しい競馬場で、芝は深く時計を要する馬場でしたが、バルクは頑張ってくれました。バルクが勝ったときには、表彰式に大統領が臨席してくれました。日高のことを知っていてくれていてとてもうれしかったです。もう何年も前のことですが、調教師を引退した今でも大切な思い出として鮮明に残っています」と3度も挑戦した競馬場の廃止を惜しんでいた。