富山『全日本プロ選手権自転車競技大会競輪記念』を優勝した古性優作 富山競輪の「2023年度全日本プロ選手権自転車競技大会競輪記念」(FII)は28日、12Rでスーパープロピストレーサー賞が行われ、古性優作(32)=大阪・100期=が中団まくりを決めて2017年(和歌山)以来となる2度目のVを飾った。
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レースは、新山が青板3角から先制する。番手の新田が車間を斬って待ち構えたが、松浦がHS先まくりで粉砕。直後に位置した古性はやや反応が遅れたが、詰める勢いで2角から強烈まくり。2着に稲川、3着に東口が入り、ラインで上位を独占した。人気を集めた脇本は、立ち遅れて8着に終わった。
◆古性優作「脇本さんと別線で違う緊張感はあったけど、楽しみしかなかった。苦しかったけど何とか粘れました。日本選手権のときは感触が良くなかったけど、動作解析をして戦える手応えをつかめた。次も楽しみですね。(29日の競技大会で出場するケイリンでは)オリンピック選手(脇本)にボロ負けすると思いますけど(苦笑)」