昨年の最優秀短距離馬セリフォスは、帰国初戦に向けて着実に調子を上げている=栗東トレーニングセンター(撮影・河田一成) 《栗東》ドバイターフ5着セリフォス(中内田充正厩舎、牡4歳)はCWコースでアラジンバローズ(騸6歳、オープン)と併せ馬。強めに追われて6ハロン81秒3─11秒3をマークし、2馬身先着した。中内田調教師は「動きは良かったです。まだ緩さは残りますが、先週よりも良化しています。このひと追いでもう一つ良くなってくるイメージですね」とさらなる良化を見込む。
京王杯スプリングC11着ダノンスコーピオン(安田隆行厩舎、牡4歳)はミルコ・デムーロ騎手が騎乗して坂路で併せ馬。馬なりで4ハロン54秒1─12秒7を計時し、ノイアーターク(騸3歳、未勝利)と併入した。「体はできているので、これで十分。だいぶしっかりしてきました。距離はいいので、スムーズにいければ」と安田隆調教師。