【ボートレース芦屋】第50回ボートレースオールスター 3日目 4482守屋美穂=ボートレース芦屋(撮影・榎本雅弘) 芦屋ボートの「SG第50回ボートレースオールスター」は26日、予選最終日を迎える。
強いハートで戦い抜く。オールスターは6年連続7度目の出場となる守屋美穂(岡山)が、25日の3日目2Rで今節初勝利。準優入りへ望みをつないだ。
「きのう(2日目後半)のスタート(インでコンマ28)もそうだし、情けないレースばかりだったので、投票してくださったファンに申し訳なかった」
3枠の守屋は松井繁(大阪)と深川真二(佐賀)の前ヅケを入れて5カドを選択。コンマ02のフルショットを決めると、スロー4艇を一気にのみ込む会心の一撃で、前日の悔しさを即座に晴らしてみせた。
「行き足を合わせられたし、グリップ感や乗り心地も安心できる状態で、今節で一番よかったですね」
前節の木下翔太が準優勝だった10号機は、懸命な調整で〝自分好みの足〟に仕上がってきたようだ。
芦屋では2018年11月のGⅡレディースチャレンジカップ、19年7月には男女混合GⅡのMB大賞を制覇。さらに昨年2月の桐生レディースオールスターを含めGⅡ3Vの活躍が評価され、今大会は1万5517票を集め、19~21年の大山千広(福岡)に並ぶ女子選手では最多の3年連続ドリーム戦出走を果たした。
「やっとスタートラインに立てたので、推してくれたファンのためにも頑張ります」
一昨年7月の当地オーシャンC以来自身2度目のSG18強へは26日の2、8Rで10点がノルマ。ファンの期待を力に変えて、〝美穂の祭典〟を終わらせない。(佐野友記)