ダーレー・ジャパンは25日、ダーレージャパンスタリオンコンプレックスに繋養していた種牡馬ディスクリートキャット(父フォレストリー)が同日、病気のため死んだと発表した。20歳だった。
ディスクリートキャットは現役時、米GIシガーマイルハンデキャップやGⅡ・UAEダービーを含めてデビューから無敗の6連勝をマーク。その後は喉の病気などもあって活躍できなかったが、種牡馬としてエアハリファ(根岸S)やオオバンブルマイ(京王杯2歳S、アーリントンC)を送り出した。
ダーレー・ジャパンのハリー・スウィーニィ代表取締役はホームページで「今日は私たちにとって非常に辛い1日となりました。ディスクリートキャットは、14歳となってから日本で供用が開始されましたが、それでもブリーダーの方々に受け入れられ、これまでに750頭以上の繁殖牝馬を集めました。これまでの功績への感謝と安らかに眠ってほしいという気持ちでいっぱいです。そして、今日に至るまでサポートして頂いたオーナー、生産者をはじめ本馬に携わったすべての関係者にこの場をお借りしまして、厚く御礼申し上げます」と追悼した。