横山和生騎手と重賞初制覇の蛯名正義調教師=13日、東京競馬場(撮影・奈良武) (京王杯SC、2023年5月13日 15:45、GII、東京11R、芝・左1400m)
5月13日の東京11Rで行われた第68回京王杯スプリングカップ(4歳以上オープン、別定、GⅡ、芝1400メートル、18頭立て、1着賞金=5900万円)は、横山和生騎手の2番人気レッドモンレーヴ(牡4歳、美浦・蛯名正義厩舎)が前走で出遅れたスタートをきっちり決めると、道中は中団の後方を追走。直線では外から末脚を伸ばして、鮮やかに差し切り重賞初制覇を決めた。安田記念(6月4日、東京、GI、芝1600メートル)への優先出走権を獲得、開業2年目の蛯名正義調教師は、9回目の挑戦でJRA重賞初勝利となった。タイムは1分20秒3(良)。
半馬身差の2着にはウインマーベル(7番人気)、さらにクビ差遅れた3着にダディーズビビッド(6番人気)が入った。なお、1番人気のダノンスコーピオンは11着に敗れた。
◆横山和生騎手(1着 レッドモンレーヴ)「(蛯名正調教師は重賞初制覇で)先輩(ジョッキー)としてすごくお世話になったので、少しでも恩返しができてうれしく思います。調教でコンタクトを取らせてもらって素晴らしい馬だと思ったので、純粋に馬のためにも勝ちたいと思っていました。ゲートでは難しいところを見せましたが、力を信じて(前に)目標がたくさんいると切り替えました。直線は見ての通りですね。僕は馬を邪魔しないようにリードできたと思います。(安田記念は)メンバーのレベルが上がりますが、素晴らしい馬なので頑張ってくれると思います」
京王杯SCを勝ったレッドモンレーヴは、父ロードカナロア、母ラストグルーヴ、母の父ディープインパクトという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(株)東京ホースレーシング。通算成績は9戦5勝。重賞は初勝利。蛯名正義調教師、横山和生騎手ともに京王杯SCは初勝利。