節分ステークスを勝ってオープン入りしたレッドモンレーヴ 〈美浦トレセン〉
レッドモンレーヴは昨年2月の1勝クラス快勝後、定年解散した藤沢和厩舎から蛯名正厩舎に転厩。秋に復帰し、3戦2勝で一気にオープン入りを果たした。蛯名正調教師は「(昨夏の)ラジオNIKKEI賞を使いたかったけど、牧場でけがをして休ませた。ここにきて中身が詰まってきつつあります」と成長を実感している。
インダストリアは中山芝1600メートルで2戦2勝。宮田調教師は「一番強い競馬をしているし、ベスト舞台」と条件面には自信を抱いているが、「今回は蹄の状態がフィットするまでに時間がかかった。やっと先週末に落ち着いて26日に時計(Wコース5ハロン66秒8-12秒0)を出しましたが、急ピッチの調整になっている点がどうか」と状態面を懸念している。
〈栗東トレセン〉
ジャスティンカフェは重賞でも差のない競馬続きで、地力強化が目覚ましい。ハンデ58キロはその証しといっていい。安田翔調教師は「折り合いに専念して後ろから行く形になるんじゃないですか。斤量もこなせそうなので、ここは今後に向けて賞金加算をしたいところです」と力を込めた。
ファルコニアは昨秋の京成杯AHを制した舞台で重賞2勝目を狙う。高野調教師は「順調にきていて、力を出せる仕上がりにはあります。前走はいい競馬をしてくれました。(トップハンデの)58・5キロは仕方ないですね。コース形態は合うと思います」と前向きにまとめた。
ゾンニッヒはオープン入り初戦の東風Sで2着。重賞初挑戦勝利を目指す。池江調教師は「前走は負けたけれど、強い競馬をしてくれました。東京では切れ負けする感じですが、中山は合っているので期待しています」と好勝負を見込む。