先週末の競馬サークルは労使交渉が決裂して開催ストの危機に。飛び道具みたいな方法で開催を強行したことに賛否あるのですが、新聞を発行する私たちはホッとひと安心。ちょっと尾を引きそうな雲行きだけど、今週末はドバイWCがあって、中京では高松宮記念・GⅠ。来週からもGⅠめじろ押しで、4月22日には大規模改修をした京都競馬場もリニューアルオープンの予定。ぜひ、開催を止めずに継続審議してもらって、うまく着地点が見つかることを祈ってます。
先述したドバイ。今年はサウジからの転戦組を合わせて、6つのレースに27頭が出走予定。賞金が高いのが一番だけど、招待レースで輸送や滞在の費用を主催者サイドが負担してくれるのは大きいですよね。サウジCにぶつかったフェブラリーSはメンバーが寂しくなってしまったし、レース時期をずらしたりする必要があるかもしれません。
「いいメンバーがそろう→レースへの期待度が高まる→馬券が売れる→新聞も売れる」。わたしたち新聞業界にとっても、国内レース空洞化の対策は急務なんです。