ファルコンSで3着に敗れたサウザンサニー(撮影・薩摩嘉克) 3月18日の中京11Rで行われた「第37回ファルコンステークス」(3歳オープン、GⅢ、芝1400メートル、別定、14頭立て、1着賞金=4000万円)は、幸英明騎手とコンビを組んだ8番人気タマモブラックタイ(牡、栗東・角田晃一厩舎)が直線最内を突いて差し切り、重賞初Vを成し遂げた。タイムは1分22秒6(重)。
ダート1200m戦で未勝利を脱出し、昇級初戦で14番人気に甘んじたサウザンサニーが3着に激走。道中は後方で脚をためると、上位2頭を上回る上がり3ハロン35秒4の末脚で追い込み、低評価を覆した。
◆松若風馬騎手「出脚はつかなかったけど、かえって脚がたまりました。直線に向くときの手応えが良く、少し踏み遅れる感じにもなりましたが、最後までよく走ってくれました。成長途上のなか、いい面を見せてくれましたし、選択肢が広がりましたね」
この記事をシェアする