◎⑫セキフウ
▼ゆきあき(関東・時計班)
現時点でJRAの3歳ダート重賞はユニコーンSとレパードSのみ。となれば世代のトップレベルの馬たちが必然的に集まる。特に前者はフェブラリーSと同じ舞台で行われるだけに、重要な参考レースとなる。
⑫セキフウは昨年のユニコーンSで勝ち馬ペイシャエスと同タイムの2着。負かした3着バトルクライ、6着リメイク、8着ハセドンが後に重賞もしくはオープンを制しているようにメンバーのレベルは高かった。1分35秒2の決着も良馬場を考えるとかなり優秀だし、この一戦の内容は十分に買い材料となる。成績が安定しないムラな面こそあるものの、敗戦を引きずらずに常に即反撃を見せている。この手のタイプは大敗後こそ妙味ありだ。勝負馬券は3連複⑫-④⑦⑮-④⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑮。
◎⑬スピーディキック
▼椋木(関東・想定班)
⑬スピーディキックは要するに〝チーム益田〟なんです(詳しくは水曜日のサンケイスポーツ競馬欄に大貫師男記者がコラムに書いておられます)。調教師&ジョッキー&厩務員さんは廃止になった益田競馬場の出身。
そして、ここに居るトラックマンの椋木も島根県の益田市出身なんです。私が◎を打たずして、誰が打つ。小さな頃から馬糞(ばふん)に慣れ親しんだ(踏んだり投げたりしただけですが)、私の思いが、中央のGⅠで届けばこれほどうれしいことはない。
そして大事なのが◎を打つ根拠。馬の状態は良く、昨秋からのレース内容はまさに圧巻です。今年のメンバー構成なら、と思わずにはいられません。そしてこの馬も強い4歳世代の一頭でもあります。勝負馬券は単複。
◎⑮レッドルゼル
▼沢田(関東・時計班)
中間は理想的な調整をこなせているように映る⑮レッドルゼル。これまで馬券圏を外した5戦中4戦が中3週以内といったタイプだけに、じっくりと間隔をあけて立て直しを図った臨戦過程には好感が持てる。とはいえ、昨年は同じローテーションで6着に敗れているが、当時は特殊な馬場&展開が多分に影響したもの。今年のメンバー構成、馬場状態なら全く違う競馬となりそうで、その敗戦は気にしなくていい。今まで戦ってきた相手関係を思えば、ここでは実力上位。人気の盲点となるようなら強気に狙ってみたい。勝負馬券は⑮からの馬連。⑦⑮の3連複2頭軸。
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