近3年は外国産馬が勝利。過去10年の勝ち馬を見ても、トワイニング産駒のノンコノユメ、ヘニーヒューズ産駒のモーニンなど、本場米国のダート血統が活躍している。
外国産馬のレモンポップを最上位とする。祖母ハーピアは、米GⅢシャーリージョーンズH(ダ7ハロン)勝ち馬。父レモンドロップキッドは1999年のベルモントS(ダ12ハロン)など、米GⅠ5勝。筋金入りのダート血統で、この舞台に最適の配合。キャリア10戦で連対率100%と全く底を見せておらず、前走で重賞初制覇。一気にビッグタイトル獲得のチャンスだ。
レース史上初めて外国調教馬として参戦するシャールズスパイトは、昨年に米GⅠメーカーズマークマイルS(芝8ハロン)を制覇。ダートは2戦して未勝利だが、母は米GⅠ・BCフィリー&メアターフ(芝11ハロン)勝ち馬で、スパイツタウン産駒は、日本でモズスーパーフレア、リエノテソーロ、マテラスカイなどが活躍している。近年のフェブラリーSは2020年勝ち馬モズアスコットや22年3着ソダシなど、芝の実績馬が好走。高いパフォーマンスを見せる可能性は十分にある。
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