★朝日杯FS3着のレイベリングが出走予定 東スポ杯2歳S2着のタノンザタイガーも登録
朝日杯フューチュリティS3着のレイベリング(牡、美浦・鹿戸雄一厩舎)が、共同通信杯に登録している。レイベリングは昨年11月26日の新馬戦(東京)を勝ち、キャリア1戦で挑んだ朝日杯FSでは勝ったドルチェモアから0.1秒差の3着に入った。朝日杯FS3着馬の3歳初戦の成績は、過去10年で2勝、2着3回だが、レイベリングは3歳初戦を勝利で飾ることができるだろうか。同馬にはM・デムーロ騎手が騎乗を予定している。なお、グレード制を導入した1984年以降、朝日杯FS3着馬は共同通信杯に7頭が出走して1勝、2着2回、3着1回の成績を残している。
また、東京スポーツ杯2歳S2着のダノンザタイガー(牡、美浦・国枝栄厩舎)も共同通信杯に登録している。ダノンザタイガーはデビューからすべて芝1800メートル戦に出走して3戦1勝、2着2回という成績を挙げているが、同距離で実施される共同通信杯で重賞初勝利を挙げることができるか。同馬には引き続き川田将雅騎手が騎乗を予定している。
★昨年は1戦1勝ダノンベルーガがV 今年は2頭の1戦1勝馬が出走予定
昨年の共同通信杯は、新馬戦1着以来の出走となったダノンベルーガが勝利を挙げたが、近年の共同通信杯では1戦1勝馬の好走がたびたび見られ、過去10年で12頭が出走して2勝、2着2回、3着2回という成績を残している。今年の共同通信杯には、11月20日の新馬戦(阪神)を勝ち上がったタッチウッド(牡、栗東・武幸四郎厩舎)、11月27日の新馬戦(東京)を勝ち上がったタスティエーラ(牡、美浦・堀宣行厩舎)が出走する予定ですが、今年の1戦1勝馬2頭は好走することができるだろうか。なお、タッチウッドにはT・バシュロ騎手、タスティエーラには福永祐一騎手が騎乗する予定となっており、タスティエーラが勝てば、同馬を管理する堀宣行調教師は山内研二元調教師(2002、03年)に続く史上2人目の共同通信杯連覇となる。