シルクロードSで3着に敗れたマッドクール=中京競馬場(撮影・岩川晋也) 1月29日の中京11Rで行われたシルクロードステークス(GⅢ、4歳以上オープン、芝1200メートル、ハンデ、15頭立て、1着賞金=4100万円)は、浜中俊騎手の2番人気ナムラクレア(牝4歳、栗東・長谷川浩大厩舎)が差し切り重賞3勝目をマーク。高松宮記念(3月26日、中京、GⅠ、芝1200メートル)に弾みをつけた。タイムは1分7秒3(良)。
1番人気に支持されたマッドクールは好スタートからマーペースで逃げの競馬を展開。直線ではしぶとく脚を伸ばして後続を突き放しにかかったが、ゴール前で上位2頭の強襲にあってアタマ+クビ差の3着。5連勝での重賞初制覇とはならなかった。
◆藤岡康太騎手「すごくいいスタートを切り、二の脚も楽についたので、自分でレースをつくる選択をしました。馬場の内も良かったですからね。最後まで反応して頑張ってくれました」