根岸Sで15着に敗れたヘリオス=1月29日、東京競馬場(撮影・菅原和彦) 1月29日の東京11Rで行われた第37回根岸ステークス(4歳以上オープン、別定、GⅢ、ダート1400メートル、16頭立て、1着賞金=4000万円)は、戸崎圭太騎手の1番人気レモンポップ(牡5歳、美浦・田中博康厩舎)が好位から抜け出し重賞初制覇。フェブラリーS(2月19日、東京、GI、ダート1600メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは1分22秒5(良)。
昨年2着の5番人気ヘリオスは、最内枠のオーロラテソーロとともに2番手でレースを引っ張ったが、直線半ばでレモンポップに並ぶまもなく交わされると、ズルズルと後退して15着。JRA通算4400勝にリーチをかけている武豊騎手の大記録達成は、来週以降に持ち越しとなった。
◆武豊騎手「できたら先手を取りたいと思って出していったのですが、内と競る形になりました。うまくいかなかったですね」