《これからオートの話をしよう。》
『サンケイスポーツ杯・GⅡレジェンドカップ』初日(5日間開催)
前回覇者の久門徹や大会4度目のVを狙う高橋貢、SG5冠の荒尾聡ら期別27期までの〝生ける伝説〟たちが参戦する5日間開催。初日12Rでは、1000勝レーサー8人が激突する『レジェンド選抜』が組まれている。
23日の川口で優勝を飾り、オート&公営競技最年長V記録を73歳10カ月29日に塗り替えた大ベテラン・篠崎実も今大会にエントリー。「優勝戦は7R後の練習で乾いてきそうだったから、準決勝のタイヤを掘って、それでいった。タイヤがドンピシャだったね。(ボートレースの)加藤峻二(引退)さんの記録(71歳2カ月13日)を破って公営競技最年長Vができたことがうれしい。オートレース界のためにも、こっちに記録を持ってこれてよかったよ」とごきげんだった。「1500勝も達成できたし、これから目標がなくなっちゃうね」と言いながらも「ハンデが上がったし、このハンデで勝てるように頑張りたい」とますます意気盛んだ。
初日の〝裏予想〟は篠崎も登場する12R・レジェンド選抜。狙いは岩田行雄だ。20線インからスタートを決めて先攻めの形を作り、混戦を突破して抜け出す。3連単は⑤-⑥⑦⑧-②④⑥⑦⑧。
■高山直樹(たかやま・なおき)ボート、オート担当 サンケイスポーツ所属。静岡県出身。週刊Gallop編集部、放浪生活を経て03年よりボート、オート取材を担当。直感的な穴予想で時折(!)好配当をゲットしている。
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