JBCレディスクラシックで重賞初制覇を果たしたヴァレーデラルナ。大井での開催が最後となるTCK女王盃もいただきだ 今年最初のダートグレード競走『第26回TCK女王盃』(JpnⅢ、ダ1800メートル)が25日、大井競馬場で行われる。昨年のJBCレディスクラシックを制したヴァレーデラルナを筆頭に、同2着馬グランブリッジ、前走のクイーン賞で重賞初Vを飾ったテリオスベルなど、豪華メンバーが集結。ダート競走の体系整備により、来年からレース名を変更し、園田競馬場に舞台が替わる。TCK最後の女王に輝くのはどの馬か―。
《大井11R・本紙の狙い》
ダート転向後【5・4・0・0】の好成績でJBCレディスクラシックを制したヴァレーデラルナが中心。逃げ差し自在で、展開に左右されず力を出し切れる点は大きな強み。馬格があるだけに初めての56キロも克服できるはずで、牝馬限定のJpnⅢなら女王の貫禄を示す。
2走前はスタートでつまずきながら◎にクビ差まで迫ったグランブリッジも互角の存在で、川田将騎手へのスイッチなら不安はない。2走前にこの舞台で重賞Vのプリティーチャンスにも勝機がある。
◆大井1800メートル…広々とした外回りで行われるだけに、まぎれが起きにくいコース。流れひとつで差し、追い込み馬も届く。
■馬場状態
2日目も良で行われ、時計は前日より少し速め。全体的に見れば前残りだったが、随所で差しも決まったように、極端な傾向は見られなかった。3日目もこの状態が続く見込みで、展開が鍵を握る。
◎降水確率=午前、午後ともに10%。
◆笹川翼騎手「全体的に軽い感じ。スローが多くて前残りに見えるけど、差しも届かないわけではない」
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