GⅠ銀メダルの力を見せつける。スプリンターズS2着以来のウインマーベルが美浦Wコースで意欲的な併せ馬を消化した。エヴァーガーデンを5ハロンで1秒以上追走する形で加速。3角過ぎでもかなりの差があったが、4角でインから急接近。そのまま5ハロン69秒5、ラスト1ハロン12秒0で僚馬にきっちり併入した。
力強いフットワークに「先週まででほぼ仕上がっているので、けさは疲れを残さない内容。馬場が重そうだったけど、しっかり走れていました」と、深山調教師も合格点のジャッジだ。
昨年、GⅢの葵Sを快勝するなど中京芝も【2・1・0・1】と好相性。最大の課題はトップハンデ59キロとなるが、「最近の実績を考えたら仕方ない。未知数ではありますが、斤量泣きする感じはしないし、このハンデでも次(高松宮記念)が楽しみになる走りをしてくれるはず」と、トレーナーは強気に受け止める。短距離の頂点へ、前哨戦で格の違いを見せつける。(夕刊フジ)
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