伊勢崎の25期生・岩沼靖郎が前節の山陽ミッドナイト最終日に2回乗りし、ともに1着でゴール。調子を上げて地元のグレードレースを迎えた。
「夜型人間なので、ミッドナイトやアフターの開催のほうが体の調子がいいんです。成績もいいと思います。今回は日中開催がどう影響するかですけど、エンジンが動いてくれれば大丈夫でしょう」と苦笑い。
この大会は2021年大会で優出(6着)を果たした実績もある。「まだまだ出場選手の中では若い世代なのでスピードがあるところを見せたい。悪かったら部品交換を視野に入れていたけど、山陽でヘッド回りを調整したら動きがいいほうに変わってくれた。消音マフラーから通常のマフラーに換わってどうかだけど、まずはそのまま乗ってみます」と整備の予定はなし。
2023年の抱負を聞くと「今はS級の20メートル前で走っているから車券に絡める確率は高いと思いますけど、この位置だとタイムの得点が取りにくいからなかなか勝ち上がれないんですよね。今年はあと10メートル後ろから走ることを目標に頑張りたい」と口にした。
大会初日は3Rに出走。46歳とこの大会の中では若手の岩沼が、持ち味のスピードを生かして奮闘する。
■佐藤雄二(さとう・ゆうじ)オート担当 サンケイスポーツ所属。東京都出身、B型。若き日はオートレーサーを志し受験を重ねたが、夢破れてオート専門紙へ。23年あまりの記者生活を経て、2020年4月にサンスポへ移籍。幼いころから培ったマシンを見る眼と丁寧な取材に裏打ちされた予想で、サンスポオート紙面に革命を起こす。
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