５ＲのＡ級特選は関東勢は阿久津修が３番手で折り合い、秋本輝太郎－寺沼伊織－阿久津と地元の寺沼が栃木勢の間に入る変則的な並び。一方、高田修汰には堀僚介－笹倉慎也と続いて中部・近畿ラインが形成されるが、関根健太郎は単騎で自力も含めて自在に戦うようだ。
脚力接近でいかにも荒れそうな一戦だが、注目したいのは関根だ。伊東、取手を欠場しているため今回が今年の初戦となるが、十分な調整期間があり調子に問題はないだろう。
南関単騎となったここは自分で柔軟に立ち回らなければならないが、展開を考えれば高田と秋本の先行争いは目に見えているだけに関根にもチャンスはある。前々に攻めて中団以内を確保できれば、まくり追い込みで突き抜けてきてもおかしくはない。
車券は関根からの３連単。２着、３着は流して④－全－全と狙ってみる。
■藤巻伸司（ふじまき しんじ）競輪担当 サンスポで競輪を担当して３０年目に突入。さすがに全盛時の体力はないが、勘と決断力は鈍っていないと自負している。これからも感性に磨きをかけて好配当を提供していきたい。
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