ボートレース戸田の『ルーキーシリーズ第1戦』は23日、第12Rで優勝戦が行われ、オーバーエージ枠で参戦の新開航(26)=福岡=がインから逃げて1着。当地2度目&通算15度目の優勝を飾った。2着は中島秀治、3着には松本純平が入った。
最後まで主役の座を譲らなかった。1号艇で挑んだ初日選抜で白星を飾った新開が、予選トップ通過から王道V。優勝戦は6枠の倉田が前ヅケに動いたが、インを死守して完璧な逃げで大会連覇を飾った。
「展示タイムが出ていたし、足は仕上がっていました。自信を持ってレースにいけました」
昨年はキャリアハイとなる10Vを飾り、最多勝利選手に輝く大ブレーク。そのきっかけになったのが、この大会だった。今年は若松、宮島と続けて優出したが、ともに1枠で挑んだ優勝戦で3着。その鬱憤を晴らし「去年もここからいいリズムが作れたので、優勝したいと思っていた。2節とも逃げられなかったので安心しました」と喜びをかみ締める。
次走は地元・若松九州地区選(2月12日~17日)に出場。「GⅠで結果が残せるように頑張ります」。最高の結果を弾みに、さらに上を目指す。(加納空樹)
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