川口の29期生・平田雅崇が2日目5Rを快勝し、初日から連勝でベスト32入り一番乗りを果たした。
「エンジンはいいですね。ほとんど初日のままだけど、タイヤの滑りが少なく乗り心地がいい。風が強いときは苦手なんですけど、そんなに気にならなかったし、思ったところに車も向けられた。換えた部品がなじんできたのか初日より感じはいい」と乗り味の良さを強調する。
今節に向けては、整備日に下回りの整備を行った。
「クランクケースが新しいものだったし、点検しながらロッドやメタルなどを換えて組み直しました。悪かったからやったわけではなく、動きが落ちてくる前に、いい状態を維持するために整備したんですよ」
さらに「タイヤが良ければもっと上の動きが期待できそうな雰囲気はある。前後のタイヤを練習で探していきます」と足回りの強化も怠りない。
3日目は12Rの準決勝に出走。土つかずの3連勝で今年2度目の優出を狙う。
■佐藤雄二(さとう・ゆうじ)オート担当 サンケイスポーツ所属。東京都出身、B型。若き日はオートレーサーを志し受験を重ねたが、夢破れてオート専門紙へ。23年あまりの記者生活を経て、2020年4月にサンスポへ移籍。幼いころから培ったマシンを見る眼と丁寧な取材に裏打ちされた予想で、サンスポオート紙面に革命を起こす。
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