『ちゃりんこ探券隊』
地元の宿口陽一が好気合だ。準決勝(11R)は前を任せた森田優弥が郡司浩平-萩原孝之にのみ込まれる苦しい展開となったが、月森亮輔との3着争いを制して決勝進出を果たした。
「根本(哲吏)君の抵抗が想定外だったので、森田君もきつかったと思います。根本君が内にいて、最後は外の月森君との勝負になったけど、何とか一発入れられて3着に入れてよかったです。森田君が頑張ってくれたおかげです」
後輩への感謝の言葉を口にしながら、地元の意地を見せた一戦を笑顔で振り返った。
「調子自体は悪くないですね。(SSとして臨んだ昨年は)気持ちで負けていたと思うので、今年は気持ちで負けないように頑張っていきたいと思います」
決勝は吉田有希-平原康多の3番手回り。初日特選は郡司浩平との2着争いに勝って平原とのワンツーだったが、今度は偉大な先輩・平原とV争いを演じて自信を取り戻したい。
■仲野谷有紀(なかのや・ゆき)競輪担当 競輪記者になって約10年。車券の戦績はA級止まりですが、SSを目指し懲りずに買いまくってます。穴車券に役立つ情報を集めて日々、奮闘中
この記事をシェアする