若松ボートの開設70周年記念競走「GⅠ全日本覇者決定戦」は21日が2日目。存在感をアピールした。2020年2月のからつ九州地区選以来、GⅠ出場は約3年ぶりという地元の竹井貴史は、昨2Rで逆転勝ち。「うまく見えたでしょう?」と1マークの強ツケマイで渡辺との一騎打ちに持ち込み、2周1マークで決着をつけての白星発進に軽口が飛び出した。
以前はレース中につることもあった古傷の股関節を一昨年に手術し、「今は支障なく走れる。ストレスがなくなった」と効果を実感する。初出走、初勝利、初優出、初優勝とメモリアルを飾ってきた若松の水面で、狙うはGⅠ初の予選突破。2日目4、10Rも果敢に攻める。
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