22年のジャパンダートダービーを制したノットゥルノ 東京大賞典2着のノットゥルノ(栗・音無、牡4)は今年、〝大井2000メートルの鬼〟になる。音無調教師が「今年は大井の2000メートルが3つあるのでね。全部使います」と明言。昨年7月にJpnⅠジャパンダートダービーを制した思い出の舞台で、ビッグタイトル連取を狙う。
始動戦は川崎記念(2月1日、川崎、JpnⅠ、ダ2100メートル)ながら、その後は大井2000メートルにロックオン。帝王賞(6月28日、JpnⅠ)、JBCクラシック(11月3日、同)、東京大賞典(12月29日、GⅠ)に参戦する。
過去のジャパンダートダービー勝ち馬は、ゴールドアリュール、カネヒキリ、サクセスブロッケンが東京大賞典を制覇。また、フリオーソ、クリソベリルが帝王賞を制しているが、歴代の砂王は〝大井3冠〟を獲得できていない。ノットゥルノはJBCを含めた〝4冠〟を達成し、歴史に名を刻めるか。