父がモトクロスのレーサー、母がバレーボール選手というスポーツ一家で育った本田がボートレーサーを目指したのは、父の勧めがきっかけだった。
「父は私をオートレーサーかボートレーサーにしたかったみたいで。オートはレースを見て無理だなと思ったけど、ボートレースは見ていてかっこよかった」
浜松オートと浜名湖ボートが近い、静岡県浜松市の出身。観戦できるレース場が近くにあったことも後押しになったようだ。
中学、高校時代はバレーボールに打ち込んだスポーツ女子。「高校を卒業してバレーボールの選手になるには身長が足りなくて。でも、体力をつけてボートレーサーになるために3年生まで続けて卒業しました」と努力を続けて、3度目の受験でボートレーサー養成所の入所試験に合格。130期生として1年間の訓練を経て、昨年5月に浜名湖でデビューを果たした。
「毎日新たな経験ばかりです。練習ではそれなりに乗れていても、レースではまだまだ。いいスタートを決めてまくって勝てるようになりたいですね」
この取材を行ったのは11月の江戸川。写真撮影では「どんな感じがいいですかね」と考えて、東京ディズニーランドが近いということでミッキーマウスのポーズを披露。着ているシャツの『三度の飯より競艇が好き』とのミスマッチが絶妙だが、この旺盛なサービス精神でこれからのボート界を盛り上げてくれそうだ。(立山友基)
=次回は20日に掲載
■本田愛(ほんだ・あい) 2002(平成14)年3月25日生まれ、20歳。静岡県出身。130期として昨年5月に浜名湖でデビュー。趣味は歌うこと、体を動かすこと。好きな食べ物はいちご、パン、カレー、ケーキ。好きな言葉は『なんとかなる』。16日開幕の鳴門オールレディースに出場予定。158センチ、47キロ。血液型B。