◎②ハーツコンチェルト
▼翔太郎(関東・想定班)
②ハーツコンチェルトは初戦がひとまくりで後続を突き放す完勝。ただ、盤石と思われた次走の東京スポ杯2歳Sで落とし穴が…。出遅れを巻き返しに道中で動いたものの、二段階の加速が必要な流れになり全く息が入るところがなし。かなりのちぐはぐさでラストは息がもたなかった。中山のコーナー4つなら得意のロングスパートがはまる条件。当週もゲート練習を行い、やれることはやってきた。厩舎の期待値はかなりのもの。むしろ前走の敗戦で少しでも人気が下がればもうけものだ。勝負馬券は馬単。
◎⑨セブンマジシャン
▼沢田(関東・時計班)
血統背景からタフな条件なら優位に立つ⑨セブンマジシャン。重馬場だった前走の勝ちっぷりは実に鮮やかだった。やや反応面に課題が残る半面、エンジンがかかってからの脚の持続力は抜群。そういった意味では鞍上の連続騎乗がプラスに働きそうだ。有力馬が極端な枠に入り、やや混戦ムード。今年ラストのGⅠはこの馬から心中したい。勝負馬券は馬連&3連複。
◎⑪ドゥラエレーデ
▼野田(関東・時計班)
緩みのないペースを先行したうえ、直線へ向く前に早めに仕掛けた前走の東スポ杯2歳S。普通の2歳馬なら失速もあり得る形だが、直線半ばまでしぶとく粘ったうえに上位3頭にかわされてからも抵抗する根性を発揮して0秒2差4着。普通にこの組で内容が強かった⑪ドゥラエレーデを素直に評価する。ダートもこなすパワー型だけに、今の時計がかかる中山の馬場にも対応できるはずだ。
この記事をシェアする