〈美浦トレセン〉
東京スポーツ杯2歳S3着ハーツコンチェルトは❶枠②番。②番枠からは2019年コントレイルが優勝している。「スタートが上手な馬ではないのでもっと外でも良かったですが、内自体はいいので。いい状態を維持しているし、前日はゲート発進の練習もします」と武井調教師。
芙蓉Sを勝って以来のシーウィザードは❷枠③番。「内枠はいいと思う。スタートも速いし、出た感じでいい位置に行けると思う。体調もすごくいい。馬体も少し増えてパワーアップしている」と鹿戸調教師。
未勝利、京都2歳Sを連勝中のグリューネグリーンは❸枠⑥番をゲット。「枠はいいところ。偶数枠だし、あまり外じゃなくて良かった。うまくスタートを出して、行く馬がいなければハナに行ってもいいし、行く馬がいれば控えていい」と相沢調教師。
新馬、東京スポーツ杯2歳Sを連勝のガストリックは❺枠⑩番。「偶数の真ん中だしいいところ。中間はゲート練習もしているし、落ち着いて出てくれたらいいね。雰囲気もいいよ」と上原調教師。
ダートで勝ち上がってきたモンドプリュームは❻枠⑫番。「いい枠なんじゃないかな。内の馬を見ながら運べる。この時期の2000メートルはペースも速くならないだろうし、じわっといってある程度の位置を取れると思う」と水野調教師。
11月の東京芝2000メートル新馬戦を3馬身差で圧勝したジェイパームスは外めの❼枠⑭番に入った。「デビュー前に気持ちが高ぶってそわそわしていたので、ゲートはきちんと出てほしいところ。イーガン騎手にはこの馬のことをしっかり伝えてあります」と堀調教師。
未勝利─百日草特別を連勝中のキングズレインは❼枠⑮に決まった。「馬場のいいところを走れるので外めの枠はいいと思います。出たところで周りを見ながら進められるでしょう。馬の雰囲気もいいし、有馬記念を勝ったルメール騎手の勢いもありますからね」と大村助手。
〈栗東トレセン〉
ファントムシーフは最内❶枠①番に決まった。梛木助手は「縁起のいい枠ですが、枠は気にしていません。状態に関しては心配なく送り出せます。強い気持ちで臨んでくれれば」とうなずいた。
フェイトは❸枠⑤番。⑤番はGI昇格後5戦2勝、2着1回と好成績だ。「いいんじゃないですか。ゲートの駐立練習をしっかりやっているし、初の右回りがいいほうに出れば」と安藤助手。
ボーンイングランデは❹枠⑦番。高島助手は「まだ1戦のキャリアですし、大外でなくて良かった。父親に似て器用な馬なので、枠はあまり気にしていませんでしたけどね」と話した。
新馬、黄菊賞と連勝のセブンマジシャンは❺枠⑨番となった。高野調教師は「枠は気にしていません。与えられたところで頑張るだけ。一戦ごとに力強くなっています」と期待を込める。
ドゥラエレーデは❻枠⑪番に決定。寺田助手は「ゲートも出るようになってきているので、枠にそんなにこだわりはなかったです。ポテンシャルは高いので、今回も楽しみ」と語った。
ヴェルテンベルクは❼枠⑬番に決まった。「枠はそこまで気にしていないし、そんなに悪くないと思う。(同舞台の)皐月賞はここから勝っている馬もいるからね」と宮本調教師。
ジュンツバメガエシは❽枠⑰番。藤本助手は「枠は仕方ないですね。順調に調整できており、先週に(石川)ジョッキーがまたがった動きも良かった。状態はいいですよ」と話した。
ミッキーカプチーノは❽枠⑱番。安藤助手は「大外は仕方ないですね。ポジティブに考えれば、紛れの多いコースなので、変に包まれない枠だと思います」と前向きに語った。
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