《栗東》ジャパンCを制したヴェラアズールは、松山騎手を背にCWコースで単走。馬なりで6ハロン83秒1-11秒8をマークした。渡辺調教師は「使ってきているので負荷をかけ過ぎず、ジョッキーに感触を確かめてもらう程度。『いいよ』と言っていました」とうなずいた。
菊花賞2着ボルドグフーシュは、新コンビの福永騎手を背にCWコースでクインズメリッサ(OP)に1秒先着。6ハロン78秒2-11秒1は自己ベストだ。宮本調教師は「福永君にお任せで目いっぱいにやってもらった。ジョッキーは『良かった。そんなに時計出てた?』と言っていたよ」と満足げな表情を浮かべた。
同3着ジャスティンパレスは、栗東に駆け付けたマーカンド騎手を背にCWコースの3頭併せでラスト1ハロン11秒5(6ハロン81秒8)をマーク。杉山晴調教師は「最近は調教だとやめるところがあるので、そういうところも含めて確認してもらいました。使うごとにどっしりしてきていますね」と目を細めた。
アカイイトは坂路単走で4ハロン51秒5-13秒0。中竹調教師は「いい意味で去年と同じ感じできている」と合格点をつけた。
アリストテレスはCWコースで一杯に追われ、自己最速の6ハロン77秒8を計時。音無調教師は「今回は調教からブリンカーを着けている。いい方向に出てくれないかな」と語った。