今年の高松宮記念を制したナランフレグ(右)。来年度(2024年発表)からはスプリント部門が新たにJRA賞の部門賞に加わる JRAは12日、JRA賞の時代に沿った見直しを行い、これまで1600メートル以下の競走を対象とした「最優秀短距離馬」だった競走馬の部門賞を、「最優秀スプリンター」「最優秀マイラー」に区分すると発表した。最優秀スプリンターは1400メートル未満、最優秀マイラーは1400メートル以上、1600メートル以下の競走を対象とする。
これまでにもJRA賞の権威、価値を維持、向上するために見直しをしてきたが、「現行の国内外の競走体系に合致させる」「受賞機会の増加により、厩舎関係者および生産者にとって新たな目標となり、競走馬の質の向上が期待できる」「投票の分散といった弊害がなくなり、賞の価値が高まるとともに、お客さまのより一層の理解が得られる」などを目的として、来年度の投票から区分けされることが決まった。
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