10月のとこなめボートレースダービーで通算3度目のSG制覇を果たした馬場貴也が、選考順位1位で2年連続4度目の出場を決めるとともに、自身初のトライアル2nd組に名乗りを上げた。
今年は4月までにびわこGⅡ秩父宮妃記念杯、下関GⅠ67周年記念、戸田GⅠ66周年記念の特別戦3Vを含む6Vを記録。その後はダービーを制するまで優勝から遠ざかっていたものの、コンスタントに優出して賞金を上積みし、ここまで32節の出場で17度の6強入り(7V)を果たした。これはグランプリシリーズでVを飾った2019年の16優出8Vに匹敵する数字である。
大村では13節の出場で5度の優出。前回の昨年2月一般戦を含む2Vをマークしており、水面の相性は悪くない。滋賀支部所属で初の賞金王を目指して、フルスピードで駆け抜ける。
17年4月に愛知支部から移籍し、今や〝長崎のエース〟として名をはせる原田幸哉が、地元でグランプリ初Vに挑む。
5月の宮島オールスターで通算5度目のSGVを達成。以降はSGで目立つ活躍はなかったものの、選考期間(今年1月1日~11月27日)の賞金ランク4位で、年頭から目標に掲げていたGP出場を確定させた。
大村での通算成績(勝率8・13、2連対率66・5%、3連対率78・6%、38優出14V)は、GPシリーズを含む今回出場選手でいずれもトップ。絶好の舞台で持ち味を存分に発揮して、頂点奪取を狙う。(佐野友記)
あすはグランプリシリーズの注目選手
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