菅原明良騎乗で1番人気のペイシャエスが、4、5番手を追走すると、先に抜け出したヴァンヤールをゴール前でハナだけ捕らえてユニコーンSに続く重賞2勝目を挙げた。タイム2分15秒1(良)。そこから3馬身差の3着にはラーゴムが入り、JRA勢が上位を独占した。
◆菅原明騎手(ペイシャエス1着) 「状態が良く、外枠だったので前目のいい位置で進められた。ヴァンヤールが手応え良く走っていたので、促しながら何とかかわしてくれと思いながら追いました」
■ペイシャエス 父エスポワールシチー、母リサプシュケ、母の父ワイルドラッシュ。栗毛の牡3歳。美浦・小西一男厩舎所属。北海道様似町・高村伸一氏の生産馬で、馬主は北所直人氏。戦績11戦4勝(うち地方4戦1勝)。獲得賞金1億3786万4000円(うち地方7950万円)。重賞は2022年GⅢユニコーンSに次ぐ2勝目。名古屋グランプリは小西一男調教師、菅原明良騎手ともに初勝利。馬名の意味は「冠名+父名より」。
この記事をシェアする