クイーンS連覇など重賞3勝のテルツェット(美浦・和田正一郎厩舎、牝5歳)が、現役を引退し繁殖入りすることが7日、明らかになった。所有するシルクホースレーシングがホームページで発表した。同馬はエリザベス女王杯で12着に敗れた後、福島県のノーザンファーム天栄に放牧。脚元をチェックしつつ軽めの調整を行っていたが、徐々に背肉が落ちてきて復帰に時間を要する状態のため協議した結果、引退期限の来年3月を待たずに引退することが決まった。同ホームページで和田郎調教師は「引退期限までにもう一花咲かせてあげたかったですが、次の仕事が待っていることを考えると、このまま無事に次のステージに送り出してあげる方がいいと思います。重賞を3つも勝ってくれて感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。
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