★ゴールデンシックスティの3連覇を阻めるか 日本馬は芝1600メートル戦のGⅠ馬3頭が出走予定
香港マイル(GⅠ)には、日本からサリオス(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)、シュネルマイスター(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎)、ダノンスコーピオン(牡3歳、栗東・安田隆行厩舎)と芝1600メートル戦のGⅠ勝利経験のある3頭が出走を予定している。香港マイルには2020、21年の同レース勝馬で、グッドババ(07~09年)以来2頭目の3連覇を目指す地元・香港のゴールデンシックスティ(セン7歳、K・ルイ厩舎)が出走を予定しているが、今年の日本勢は同馬の3連覇を阻み、19年アドマイヤマーズ以来3年ぶりの勝利を挙げることができるだろうか。
★ゴールデンシックスティに一矢報いるか 連対率100%のカリフォルニアスパングル
香港マイル3連覇を目指すゴールデンシックスティは、今年1月の香スチュワーズC(GⅠ)で2着に敗れ2019年9月から続いていた連勝が16でストップし、続く香港ゴールドC(GⅠ)でも3着となったが、その後はチェアマンズT(GⅡ)→チャンピオンズマイル(GI)→香ジョッキークラブマイル(GⅡ)と3連勝中だ。
チャンピオンズマイルと香ジョッキークラブマイルでゴールテンシックスティの2着に敗れた香港のカリフォルニアスパングル(セン4歳、A・クルーズ厩舎)は、香ジョッキークラブマイルではクビ差の接戦を繰り広げており、2馬身差で敗れたチャンピオンズマイルから着差を詰めている。カリフォルニアスパングルは通算13戦8勝、2着5回とデビュー以来連対率100%を継続しているが、3度目の対戦でゴールデンシックスティに一矢報いることができるか。なお、カリフォルニアスパングルを管理するクルーズ調教師は香港マイルで3勝(2003、10、16年)を挙げている。