テンペスト=11月16日、美浦トレセン(撮影・菅原和彦) ホープフルS、皐月賞とGⅠ2勝を挙げたサートゥルナーリアの全妹にあたるテンペスト(美・国枝、牝2、父ロードカナロア、母シーザリオ)が30日、美浦トレセンの坂路でこの日の一番時計タイとなる4ハロン51秒2をマークした。
横山武騎手を背に僚馬を追走し、最後の直線で軽く仕掛けられると強烈な伸び脚を披露。4ハロン51秒2―12秒7で外サトノミネルヴァ(未勝利)に1馬身先着した。
動きを見届けた国枝調教師は「ちょっと時計が速すぎるよ」と苦笑い。それでも「(9月に)ゲート試験に受かった後と比べて体はそう変わりないけど、稽古ではよく動く。これが血統の良さなのかな。芝の実戦でさらにいいタイプだと思う」と期待を語った。父、母、兄ともGⅠウイナーの超良血は来週10日に中山芝1600メートルの新馬戦でデビューを予定している。
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