躍進の足掛かりをつかんだ。2018年5月の戸田でプロへの道を歩み始めた桜井優が9月のとこなめでデビュー初優出を果たした。
「エンジンもそこそこ動いてくれていたし、展開が向いてくれた。素直にうれしいです。ちょうど師匠の滝沢(芳行)さんが(一緒の開催で)いたので少しは成長した姿を見せられた」
準優はカドから差して1着。3号艇で臨んだファイナルは「内2艇の足が良くて、緊張もした」と6着に敗れたが、デビューから4年5カ月で大きな経験を積んだはずだ。
その後の津でも節間4勝を挙げるなど、近況は舟券に絡む回数も増えてきた。
「いろいろ先輩に教えてもらって少しずつ改善できているのかな。モチベーションを高く持つようにして。以前はネガティブになることが多かったので。あとは調整面も分かるようになってきた」
3点台に低迷していた勝率も、今期(5月以降)は4・98をマーク。精神面の強化に加え、仕上げの精度も上がったことが成績アップにつながっている。
前節の地元戸田では初日に連勝と最高の滑り出し。2日目は5、6着、3日目は4着と失速したが、最終日は連勝でフィニッシュした。特に後半の選抜では「1マークは自分のイメージ通りのところに入れた」というように5コースから鮮やかにまくり差して快勝。3連単3万円台の高配当を提供し、成長ぶりをアピールした。
「直近の目標は同期の早く上にいったようなメンバーに追い付けるようにしたい。畑田(汰一)とか、中村日向とかです」
同期のエリートへ一歩でも近づくために、さらなるレベルアップを図る。(渡辺寿輔)
■桜井 優(さくらい・まさる)1998(平成10)年3月2日生まれ、24歳。埼玉県出身、埼玉支部。2018年3月に第122期生として選手登録。次走は20日開幕の浜名湖ルーキーシリーズに出場予定。168センチ、54キロ、血液型A。
=次回は28日に掲載