第1戦の戸田、第6戦の平和島に続き、今年3度目のルーキーシリーズ制覇を成し遂げた新開は、優勝盾と目録を手に笑顔 からつボートの「ルーキーシリーズ第16戦・スカパー! JLC杯」は4日、第12Rで優勝戦が争われ、新開航(26)=福岡=がインからコンマ09のトップSで逃げ快勝。前節の鳴門一般戦に続く今年9度目の優勝を飾った(通算は13V。当地は今年4月戦から2節連続の通算V2)。地元で悲願のデビュー初Vを狙った末永は2着。豊田が3着に入った。
2022年のルーキーシリーズや一般戦で吹き続ける〝新開旋風〟は最後まで衰えなかった。初日ドリーム戦を制して王道路線を突き進んだ新開が主役の座を譲らず10戦7勝、オール3連対の圧倒的な成績であっさりとVをつかみ獲った。
「特訓から井上選手が伸びていたし、ピット離れでは豊田選手が飛んでいたので少し緊張しました。『これはミスはできないな』と思ったし、しっかりとSを行こうと思って、いいのが行けました。逃げられてよかった」
プレッシャーを感じながらの一戦だったが、終わってみれば文句なしの完勝劇。7月の芦屋GⅡを含む今年の優勝回数9回(2位は塩田北斗と前田将太の7V)、1着回数103(2位は武田光史の89)はともに1位で、今回でさらにライバルとの差を広げる結果となった。
「今年の目標はグランプリシリーズの出場。最多勝(のタイトル)も目指したいし、来月の浜名湖と福岡のGⅠもしっかりと走りたい。今年はいい流れで来ているので、最後までこの流れで行きたいですね」
好調の一因は昨年4月に結婚して生涯の伴侶を得たことで、「心身ともに充実しています」。大村のGPシリーズでのSG初出場、そして最多勝のタイトル獲りへ、〝新開旋風〟の勢いは増すばかりだ。(渡辺宏幸)