8月14日の新潟11Rで行われた第57回関屋記念(3歳以上オープン、GⅢ、芝・外1600メートル、別定、14頭立て、1着賞金=4100万円)は、三浦皇成騎手の1番人気ウインカーネリアン(牡5歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)が直線で鋭く抜け出し重賞初制覇を果たした。なお、JRA重賞で1番人気馬の連敗が「18」で止まった。タイムは1分33秒3(稍重)。
騎乗予定だった岩田望来騎手が負傷で取りやめ、急きょ木幡巧也騎手が乗り替わったイルーシヴパンサーは、好スタートを決め中団後方の位置。外に持ち出され勝負の直線に入ったが、追われてからの反応悪く、いつもの伸びが見られないまま馬群に沈み11着に大敗した。
◆木幡巧也騎手「3~4コーナーで脚を取られてモサモサしていましたが、直線に入ったら感じが戻ってグッときてくれました。これならあとは伸びるだけだと思ったのですが、追ってもギアが上がらなくて、最後は止まってしまいました。テン乗りで調教にも乗っていないので何とも言えないです。期待していたのですが…」