フランスのドーヴィル競馬場で7日、モーリスドゲスト賞(GⅠ、芝・直線1300メートル)が行われ、日本から参戦したキングエルメス(栗東・矢作芳人厩舎、牡3)は好スタートから先頭を走ったが、残り200メートルほどで失速。11着に敗れた。1998年のシーキングザパール以来、2頭目の日本馬Vの快挙はならなかった。勝ったのは英国のハイフィールドプリンセス(J・クイン、牝5歳)で、GⅠ初勝利だった。
◆矢作芳人調教師「正直、このクラスではまだ力が足りなかったのかも。直線競馬というのも息を入れにくいのかもしれない。ただ、馬が成長しているのは感じているし、これを日本に帰って生かさないといけないと思っています」
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