20年の無敗3冠馬デアリングタクトは右前肢繋靭帯炎を発症し長期休養、昨年4月のクイーンエリザベスⅡ世C3着以来の復帰戦となる。栗東坂路で前半2ハロンはゆったり進み、3ハロン目に13秒1とややペースアップ。ラスト1ハロンも馬なりで12秒6と、無理なく4ハロン55秒4で駆け上がった。
騎乗した松山騎手は、「先週までしっかりやっているので馬なりは予定どおり。少しピッチ走法になって、いい意味で前向きさがある。以前と体の使い方が違うので、位置取りとかは考えずこの馬のリズムで行きたい」とリラックスムード。オークスを制した東京で劇的な復活を遂げるか。(夕刊フジ)
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