3月20日の中山11Rで行われた第71回フジテレビ賞スプリングステークス(3歳オープン、GII、芝1800メートル、馬齢、13頭立て、1着賞金=5400万円)は、岩田康誠騎手の5番人気ビーアストニッシド(牡、栗東・飯田雄三厩舎)がアライバルの強襲をハナ差しのいで逃げ切り重賞初制覇を果たした。タイムは1分48秒4(稍重)。
京成杯4着からの巻き返しを狙ったアライバルは、12番の外枠スタートからまずまずのスタートを切ると、一気に2番手まで位置を上げる。3~4コーナー過ぎから軽く追い出されるもエンジンのかかり遅く、最後追い詰めるも勝ち馬に粘られハナ差届かず悔しい2着。ルメール騎手は昨年12月4日チャレンジC(ソーヴァリアント)以来、約3カ月ぶりの国内重賞勝利はならなかった。
◆クリストフ・ルメール騎手「惜しかった。きょうはアグレッシブな騎乗をしようと、スタートから押して2番手につけました。馬場も距離もちょうど良く、スタミナがあると思って前につけましたが、道中はずっといい感じでした。ただ、4コーナーで少し反応が遅く、エンジンがかかるのに時間がかかりましたね。最後はジリジリと差を詰めてくれたけど…」
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