シャフリヤール、奥はヴァンドギャルド=栗東トレーニングセンター(撮影・河田一成) 昨年の日本ダービー馬シャフリヤール(栗・藤原、牡4)が10日、ドバイシーマクラシック(26日、メイダン、GⅠ、芝2410メートル)に向けて、国内最終追い切りを行った。
福永騎手(レースはC・デムーロ騎手)を背に、栗東坂路で4ハロン55秒5-12秒2。ドバイターフ(同、芝1800メートル)に出走するヴァンドギャルド(同、牡6)と併入した。鞍上は「動きはよかったですね。しまい重点という感じ。体形は少しがっちりしてきたかな」と好感触。伸びやかな走りで好調ぶりを披露した。
藤原調教師も「ある程度負荷をかけたかったから、併せ馬でやった。(状態は)いいよ。ここは勝負やからな」と力強い口ぶり。昨年のジャパンC3着以来の今年初戦。「もちろん、(ドバイの馬場への適性を)見込んでの出走。あとは健康体で連れていくだけです」と意気込んだ。
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