勝敗表

グループA
オランダが本命。前回大会は出場を逃したが、守備の要のファンダイクや中盤のF・デヨング、アタッカーのデパイと要所に好選手をそろえる。アフリカ選手権覇者のセネガルはエースのマネが鍵を握る。南米予選でブラジルやアルゼンチンと引き分けているエクアドルも地力は高い。スペイン人のサンチェス監督が強化を進めてきた開催国カタールは、19年アジア・カップで優勝。地の利を生かして突破を狙う。

グループB
前回大会4強、21年の欧州選手権2位のイングランドがリードしそう。点取り屋のケーンが健在で、フォーデンら有望な若手も多い。米国はチェルシー(イングランド)のプリシックやドルトムント(ドイツ)のレイナら若く強力な攻撃陣を擁する。イランは大型FWアズムンが引っ張り、守備も組織的。ウェールズも欧州中堅国で混戦の組となりそうだ。

グループC
出場すれば5度目となるメッシを擁するアルゼンチンが軸となる。ディマリアらが脇を固めるが、やや破壊力不足で、混戦となる可能性もある。世界屈指の点取り屋のレバンドフスキが攻撃を引っ張るポーランド、7大会連続1次リーグ突破の実績を誇るメキシコも16強に進む力があり、両者がぶつかる初戦は大きな意味を持つ。アジア予選で日本を苦しめたサウジアラビアは堅く守って勝ち点を積み重ねたい。

グループD
前回覇者フランスの力が抜きんでている。21年10月に欧州ネーションズリーグを初制覇。エムバペらを擁する攻撃陣は世界屈指だ。一時心停止となったエリクセンが復帰したデンマークは、欧州予選10試合3失点の堅守を軸に前回に続く16強入りを狙う。チュニジアは出場6度目で初の1次リーグ突破を目指す。南米予選5位のペルーとのプレーオフを勝ち上がった豪州を含めた2位争いは混戦となりそうだ。

グループE
8強以上の目標を掲げる日本が過去6度のW杯と比べても最も厳しい組に入った。W杯優勝4度を誇るドイツは各大陸通じて一番乗りで予選を通過した。スペインは10年W杯を制覇。21年の欧州選手権4強、欧州ネーションズリーグ準優勝と近年も安定した力を示す。両国とも世界屈指の強豪クラブを土台にしたチームづくりが強みだ。日本はコスタリカに着実に勝つことは大前提となり、その上でドイツ、スペインからも勝ち点をもぎ取れるか。難易度は非常に高い。

グループF
前回大会準優勝のクロアチアと、同3位のベルギーが1位突破を争う構図か。クロアチアは世代交代が進むが、大黒柱のモドリッチが健在で攻撃をつかさどる。ベルギーはルカク、デブルイネら名手をそろえ、初の頂点を狙う。9大会ぶり出場のカナダは北中米カリブ海予選を首位で通過。FWデービッドは得点力が高い。モロッコは相手の長所を消す戦術に注目だ。

グループG
南米予選1位のブラジルが頭一つ抜けている。エースのネイマールに加え、突破力のあるガブリエルジェズスやビニシウスら若手も力を付けた。02年日韓大会以来の頂点を目指す。2位争いは混戦か。ストイコビッチ監督のセルビアは長身FWブラホビッチに期待。スイスはGKゾマーを軸とした堅守で16強入りを狙い、カメルーンはバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)のFWチュポモティングら好選手を擁する。

グループH
予想の難しい激戦区。世界的FWのC・ロナウドが引っ張るポルトガルは欧州予選でプレーオフを勝ち抜き本大会にたどり着いたが、選手層に不安がある。1次リーグ突破へ安泰ではなさそうだ。前回8強のウルグアイはカバニ、スアレスの二枚看板が命運を握る。ガーナはアーセナル(イングランド)で活躍する守備的MFパーティーら個々の能力が高く不気味な存在。韓国はFW孫興民を中心に3大会ぶりの16強入りを狙う。

森保一監督

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