パラリンピック

2018.3.8 21:34

北朝鮮、竹島なし統一旗に難色…平昌パラでは南北合同入場行進行わず

 韓国の大韓障害者体育会は8日、北朝鮮側と協議した結果、9日の平昌冬季パラリンピック開会式で南北合同入場行進を実施しないことになったと明らかにした。北朝鮮側が島根県の竹島(韓国、北朝鮮名・独島)が表示されていない統一旗の使用に難色を示したためという。開会式で南北は別々に入場する。

 国際パラリンピック委員会(IPC)は大会の政治利用を禁じている。韓国側はこうした点から翻意を求めたが、北朝鮮側は聞き入れなかった。IPCは2月の発表で南北が合同入場行進を実施するとしていたが、開会式前日になって急きょ中止が決まった。

 IPCのパーソンズ会長は「残念だが両国の決断を尊重する」との談話を発表した。

 平昌五輪では、開幕に先立って行われたアイスホッケー女子の南北合同チームの練習試合で竹島が入った統一旗が掲げられたため、日本が抗議。五輪開会式での南北合同入場行進では、竹島が記されていない統一旗が使用された。

 今回、南北合同入場行進が実施されれば、パラリンピックでは初めてとなる予定だった。(共同)