ジャンプ

2018.2.9 05:07(4/4ページ)

ルンビ越えた!沙羅、『金』いける復活飛行「いいスタート切れて安心」/ジャンプ

公式練習を終えて引き揚げる高梨。満面の笑みに自信がみなぎった(撮影・早坂洋祐)

公式練習を終えて引き揚げる高梨。満面の笑みに自信がみなぎった(撮影・早坂洋祐)【拡大】

★理想のジャンプは

 身長1メートル52、44キロの高梨を中学時代から指導する牧野講平トレーナーは「跳躍力も筋力もアスリートとしては並」と証言する。最も重視しているのが助走。加速しやすい大柄な選手に対抗するためにも、姿勢をぶれさせず、ブレーキになる動きを最小限に抑えることに細心の注意を払う。スキーに重心を乗せる位置を素早く定め「自分の一部のように、足裏で地面をつかむ」(高梨)感覚で滑り、最大限のスピードを得ようと心掛けている。

★ソチ五輪のVTR

 高梨は、不利な追い風の中、1回目は100メートルで3位につける。2回目も追い風で98.5メートル。持ち味の圧倒的な飛距離を出せず4位に終わり、涙を流した。2回とも踏み切りで生じたずれが着地にも影響し、テレマークが不完全だった。初代女王の22歳、カリナ・フォクト(ドイツ)とは合計4.4点差(距離換算で2.2メートル)で、表彰台には2.2点(同1.1メートル)及ばなかった。初めての五輪で金メダル候補大本命に挙げられた17歳には重圧もあった。

高梨 沙羅(たかなし・さら)

 1996(平成8)年10月8日生まれ、21歳。北海道上川町出身。上川小2年でジャンプを始める。2012年、15歳4カ月でW杯初優勝。12-13年シーズンに、スキーのW杯史上最年少で個人総合優勝。14年ソチ五輪4位。15年の世界選手権個人4位、17年の世界選手権個人銅。W杯では通算100試合に出場し、男子のグレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)に並ぶジャンプ歴代最多の通算53勝を挙げる。1メートル52、44キロ。

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  • 公式練習を終え、笑顔を見せる高梨沙羅=平昌(共同)
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  • 公式練習でジャンプ台から飛び出す高梨沙羅=平昌(共同)
  • 公式練習を終え、引き揚げる高梨沙羅=平昌(共同)
  • 公式練習の3本目を飛んだ高梨沙羅=アルペンシア・スキージャンプセンター(撮影・早坂洋祐)
  • 公式練習で調整する高梨沙羅=平昌(共同)
  • 公式練習で調整する高梨沙羅=平昌(共同)
  • 公式練習で調整する高梨沙羅=韓国・アルペンシア・スキージャンプセンター(撮影・早坂洋祐)
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