タロット占い・今日の運勢ムンロ王子の人生相談

ムンロ王子の人生相談

相談

父が老衰により81歳で逝去しました。充分な親孝行も出来ず、後悔の念でいっぱいです。母とは長年の親子の確執がありました。父の介護で対立が度々あり、「私がお父さんの介護をしますから!」と言われて結局、母の体がもたず…。当時、私はデイサービスに勤めていましたので、母の負担と父の運動不足を解消させるため、私の勤めるデイに父を通所させていました。しかし、父は肺炎を患い、最期は痩せ細り、見るも無惨な姿で病院で亡くなってしまいました。
  私の弟は、26年前に癌で他界しています。父はやっと大好きな息子の元へ逝けたと思っていますが、最後に自宅へ連れて帰ってあげられなかったこと、満足のいく介護をさせてもらえなかったことに申し訳ない気持ちでいっぱいです。地域や他人のために尽くしてきた父は古いアパートを所有していたため、それを私が受け継ぐことになります。もう何室も空いている古いアパートを一部の部屋だけリフォームして運営していく予定ですが、私は父とは真逆で、人が苦手で消極的、難病や双極性障害などをもっていてダメ人間です。
 それでも、もっと何か世の中のお役に立てることはないのか? 人を助けることが出来る事業を立ち上げられたら? とずっと考えています。しかし、何をすればいいのか、私みたいな者がやっても大丈夫なのか…疑問だらけです。長い間、確執があった母のことも大切にしていきたい! 何か出来ることがあれば目一杯したいと思っています。
(52歳女性、大阪府、既婚)

タロットカードの配置

過去...剣6(逆)
現在...剣8(正)
未来...棒女王(正)
本人...剣9(逆)
周囲...金貨9(正)
結果...杯5(逆)
アドバイス...杯女王(逆)
全体支配力...金貨3(逆)

タロット配置

カード解説

重い相談ですね。少子高齢化、核家族化で最後まで親の世話ができないで見送る、もしくは老老介護で介護する側が疲弊するなど、さまざまな問題が生じています。また、コロナ禍で全世界が「死」と向き合わされ、中には十分なお別れができないまま見送ることも多くあります。人の「死」とそれを「見送る」というのはとても悲しいことですが、受け入れて一日でも早く日常生活に戻る必要がありますね。

さて、ご相談内容ですが、人を助ける事業をしたい、お母さまのために何かをしてあげたい、しかし具体的に何をしてあげたら良いかわからない、とのこと。カードを見てみましょう。まず、過去は剣6の逆位置。正位置だと漕ぎ手が見つかり船が出る、という意味ですが、逆位置だと漕ぎ手が見つからず船は出ない、となります。周囲には金貨9の正位置、寵愛を受けて出世する。本人は剣9の逆位置、スキャンダラスな悲しみ、たくさんの剣で傷つきトラウマとなり、しかもそのことが他人の知れるところとなる…。現在は剣8の正位置、目隠しをして紐で縛られて身動きが取れない。ただこの目隠しと紐は実際はなく、本人が勝手に思い込んで動けないと諦めている、という意味です。

全体を支配する力には金貨3の逆位置、ベテランの職人が技を極めるのを諦めてこの程度で良いとアグラをかいている姿。そして結果に杯5の逆位置、2つのこぼれたカップの事ばかり気にしていたが(失った過去への後悔)、ようやくまだ飲める3つのカップの存在(可能性のある未来)に気付くという意味。さらに女性が2人いて、未来に正位置の棒の女王、情熱的で世話好きでとてもパワフルな女性。アドバイスに逆位置の杯の女王、わがままな女に振り回される、と出ています。

結果にある2つのこぼれたカップとは父親と弟の「死」でしょうね。残された3つのカップとは自分とその家族、そして母親のことでしょう。全体支配力の「職人」とは彼女のこと。介護など特殊な技能を活かした仕事をすることで社会に貢献する宿命にある。なので、父親を「見るも無惨な姿で病院で死なせた」ことを後悔し、「長年の確執」のある母親にも何かしてあげたいと思うのでしょう。

過去、現在、本人、周囲の4枚のカードは、そんな職人気質の彼女が、もし勇気を出して行動すれば、周囲の人の助けでどんどん出世していくのだが、あまりにも深い悲しみとトラウマによってそのような気持ちになれず、結局「船は出ない」つまり彼女を次の世界に連れ出してくれる人は現れない。アドバイスにある「わがままな女」とは母親のことでしょう。

本題に戻ります。彼女は今後どうしていけば良いのでしょうか?まず彼女が失ったもの、つまり父親と弟は帰ってくることはありません。父親の見送り方に後悔の念を抱いているようですが、今は『後悔』する時ではなく『供養』する時です。もし後悔の念があるなら、それは残された母親を『納得』のいくように見送ればよいのです。 ただし母親とは「長年の確執」があるみたいなので、決して自分から動いてはいけません。母親があなたを必要として声をかけてくるまで待ちましょう。母親というのは何歳になっても子供のことを心配するように、彼女は母親にとっていつまでたっても娘なのです。彼女が何かしゃしゃり出てやろうとするのを母親が止めるのは、母親としての意地があるからじゃない? なので母親があなたを頼ってくるまで待つしかないですね。

それより彼女は未来に目を向けて、一日も早く社会復帰しなくては。彼女に残されたもの、つまり「まだ飲めるカップ」として、何室も空いている古いアパートがあります。「一部の部屋だけリフォームして運営」するとありますが、ぜひ残りの部屋も開放して、人が利用できるようにしてあげてください。「人を助けることが出来る事業を立ち上げられたら」とのことですが、まずは父親が残してくれたアパートを活用して人が集まる場所にしたらいかがですか?

そこで何か自分もできることを始めたら良いと思います。何をするか、いつするか、は他人に相談することではなく自分で見つけることです。興味があるものを片っ端から試してみてください。そうすると道は開けます。部屋に篭って頭で考えたって見つかるハズがない。いくらやりたいことがあってもお客や協力者がいなければ一人ではできません。逆に人との繋がりで始まることもあります。僕がタロット占いを始めたのもシャンソンを歌うようになったのも、たった1人の人との出会いからです。

「人が苦手で消極的、難病や双極性障害などをもっていてダメ人間です」なんて自分を卑下している人が人を助けられますか?まずは、そういう自分を乗り越えるところから始めて、行動に移すことです。人間を成功に導くのはほんの少しの知識とたくさんの努力と豊富な経験です。頭で考えて解決することなど何もないのです。まずは何かを始めてください。志を高く持っていると、そういう人たちの輪に入り、思わぬ方向に導かれていくものです。《為せば成る、為さねば成らぬ何事も》。

「地域や他人のために尽くしてきた」お父さまの娘なので、あなたが動き出すとお父さまの恩を受けた人たちが動き出します。お父さまの残してくれたアパートと評判を上手く利用して人のため、地域のため、社会貢献に尽力してください。それが何よりの『供養』であり、ひいてはお母さまを地域が守ってくれる布石にもなるのです。結論はひとつです。「考える」のではなく、勇気を出して動き出してください。グッドラック!

ムンロ王子の「タロット人生相談」応募方法

ムンロ王子が皆さまの悩みにお答えする「タロット人生相談」、応募方法は以下の通り。
1.相談内容(400文字以内)
2.お名前(匿名およびハンドルネーム可)
3.年齢
4.性別
5.居住地(都道府県)
6.既婚or未婚
7.ご自身のメールアドレス
を明記し、以下のアドレス(spo-info@sankei.co.jp)に「タロット人生相談」の件名でお送りください。
抽選で毎月1名のご相談をムンロ王子がタロットで占い、結果は次月の「今月のカード」とともにコーナー内で掲載します。採用された方にはムンロ王子のサイン入りグッズをプレゼント。