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2019.8.9

健康維持と気分転換に!第2次マイブーム到来 【銀座会員制クラブママ】望月美緑隊長 高級な夜の新しい“接客術”
常連さんは大事なフレンド

 ポケGOが、銀座の夜にまで変化を及ぼしていることが分かった。今週の隊長は、東京・銀座にある会員制高級クラブの望月美緑(ともみ)ママ。昼間は自身の気分転換や健康維持の友にしているポケGOを、夜は接客時の話題として活用している。「フレンド機能」を利用した常連客とのユニークな交流も明かされた。(取材構成・田代学)

入店したピカチュウの手を握り

 常連客が目にしたら、嫉妬したかもしれない。銀座らしい華やかなフロアに巨大な「ピカチュウ」のぬいぐるみが入店。元モデルの美緑隊長は、目を輝かせて横に座り、手を握った。

 「一番好きなポケモンなんです。かわいくて癒やされますよね。弱いのを捕まえても博士に送れなくて、ピカチュウだけで60匹くらいいます」

 ポケGOを始めたのは3年前、配信開始から6日後の2016年7月28日だった。一時中断していたが、現在は第2次マイブームが到来。平日は出勤の前後、週末はスポーツクラブやショッピングに出かける際にプレイしている。クラブのママといえば“夜行性”と思われがちだが、昼間の美緑隊長はアクティブ。ポケGOを気分転換と健康維持の友にしている。

 「まずキャラクターがかわいいですよね。ゲームといえば室内にこもって何時間もするイメージですが、ポケGOは外へ出る楽しみがある。たくさん歩けば、ご褒美(リワード)ももらえる。多くの方とコミュニケーションがとれるところも気に入っています」

 第2次マイブームのきっかけは、渋谷にある行きつけの美容室。担当の美容師が最高レベルの40とあって、会話は「ポケGOセミナー」と化しているそうだ。

 「最初はポケモンを集めるだけで満足していたんですけど、レイドバトルなどゲームが進化した部分を教えていただいて再び火がつきました。カーブの投げ方も覚えて、今では親指でも投げられるんですよ」

 夜になれば、接客にも利用している。銀座の高級クラブにはさまざまな職種の客が集うため、ママは「新聞やテレビ、雑誌に目を通しておくのが常識」などといわれる。トークの定番ネタである野球やゴルフなどと同じように、最近ではポケGOの話題で盛り上がることがあるという。

大親友も2人います!

 「スマホを取り出して珍しいポケモンを見せてくださる方もいますし、出張先で捕まえたときのエピソードを話してくださる方もいます」

 常連客とは「フレンド機能」(下図参照)を使って、さらに交流を深めている。毎日のように「ギフト」を贈り合い、レアなポケモンも交換。5段階の中で一番上の「大親友」も2人いるという。銀座のママと常連客の間に従来の手紙やメール、ラインなどとは違う、ポケGOでしかできないコミュニケーションの形が生まれている。

 「まだまだ知らないことがたくさんあるので、お客さまからもいろいろ教えていただいて、早くレベル38に上がれるように頑張ります」と美緑隊長。常連客との絆を強めながらユニークなポケGOライフは続く。

大願成就!上限2500匹に
リクエスト

 願いがかなった。美緑隊長を取材した7月末、ポケGOへの要望に挙げたのが「ポケモンボックス」の上限アップ。従来は捕ったポケモンをキープできるのは2000匹までだった。「頑張っても1922匹までしか減らせなかった」と嘆いていたが、今月から2500匹に変更された(課金が必要)。ポケモンを手元に残しておきたいトレーナーには朗報ではあるものの、今月6日から19日までは1日に持てるギフトの数が20、開けられるギフトの数が30に増加。ギフトで受け取ったタマゴはすべて歩行距離2㌔でかえる。上限をアップしても、たちまちボックスがいっぱいになる可能性が大だ。

耳より情報:12日まで毎日違う帽子をかぶったピカチュウが出現

16日は「イーブイの町」を探訪