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【畑史進コラム】あぁ素晴らしきかなTVゲーム第92回 サイコブレイクは何をブレイクしてくれたのか?

【畑史進コラム】

あぁ素晴らしきかなTVゲーム第92回 サイコブレイクは何をブレイクしてくれたのか?

特集:
畑史進
最初は期待バク上げだったはずが『ザイコブレイク』なんていわれちゃった

最初は期待バク上げだったはずが『ザイコブレイク』なんていわれちゃった【拡大】

 思い起こせば昨年の10月は大変忙しい時期だった。『いただきストリート』『巨影都市』『サイコブレイク2』が同じ日に発売されたものだから3本のゲームをほぼ同じような感じに進めてクリアを目指していたが、あんな仕事やこんな仕事が入りまくってアレヨアレヨと言う間に『マリオオデッセイ』が発売され、『スター・ウォーズ』の季節に突入したものだから3本がドンドン後回しになるということになってしまった。

 この3本のうち一つでもSwitchタイトルだったら『マリオオデッセイ』発売前までに移動の電車でチマチマ進めていただろう。

 さてタイトルにある『サイコブレイク2』だが、12月最後のコラムの「一年のベスト3を決める」という内容を書き始める1時間前に一気にクリアしてしまった。面白いことにこれは義務感に駆られて突っ走ったわけではなく、本作が心の底から面白いタイトルに気づいて全ての仕事を忘れてのめり込んだだけなのだ。

 じゃあ何でそんな面白いタイトルをほっぽらかしたのかというと、このゲームはタイトルに『2』とあるように続き物で、前作も「サバイバルホラーゲームの神様三上真司の最新作なら買う他ない」ということで手を出した。

 しかし、前作は全体的に氏がカプコン時代最後に関わった『バイオハザード4』にそっくりなゲームで、終始冗長なステージをちんたら進んで行かざるをえないために、全体的にテンポが悪くクリアしたときには「あー終わった終わった」とため息だけが残った。

 それから3~4カ月酷経って、冷静になったので真摯(しんし)に向き合うと、この作品は『バイオハザード』シリーズを余すことなく遊びまくっている自分だからこういった感想になるわけで、死んでいるかと思ったら起き上がる「寝ゾンビ」やロッカーみたいな場所から飛び出すようなホラー演出がサバイバルホラーの基本に倣っている。

 この作品は『バイオハザード』を知らない世代にアプローチした作品だから、本当は僕らみたいないわゆる「熟練者」はそういった経験値があるために退屈になったんだと気付いた。さらに本作がかつてお蔵入りになった幻の『バイオハザード3』と似た共通点があり、ある意味蘇ったのだと思うと価値のある作品だと分かり僕の中で急上昇したタイトルだった。

 そしていよいよ『2』が発売だと言うので期待値爆上げで買ってプレイしてみたら開けてビックリ玉手箱、前作とシステムがほぼ変わらないどころか無駄にマップが広くなって、探索要素まであるからただでさえ時間のかかるゲームがうん倍にも時間がかかっちまうではないか!

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  • ホラーの演出に虫ってどれくらいから始まったんやろか?
  • 『2』は面白かったけど長すぎたよもう半分は削れたんじゃねーの
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